2007年04月24日
サマリー
◆会社目標を達成するための財務指標としては、会計上の利益金額が多く用いられている。次いで重視されているのはROEで、株主利益を最大化する観点からはより望ましい。
◆数値基準で業績評価される経営トップは全体の約半数に止まる。業績に連動する報酬割合も50%未満がほとんどで、総額との兼ね合いではあるが、改善余地は大きいと思われる。
◆経営トップのサクセッションプランは広く策定されているが、十分な客観性が担保されているとはいい難い。後継者を決定するのも事実上、経営トップ自身であることが多い。
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