サマリー
◆個人型確定拠出年金(iDeCo)は、2017年1月から加入対象範囲が拡大し、基本的に60歳未満の成人国民は誰もが利用できる制度となった。
◆加入対象範囲が拡大した影響により、2017年1月以降、iDeCoの加入者数は急増している。新規加入者を区分別に見ると、企業年金のない会社員や公務員といった第2号加入者数の割合が全体の9割近くを占めている。
◆加入者の拠出する掛金の状況については、第1号加入者は、少額を拠出する層と上限近くまで拠出する層に二極化している。第2号加入者、第3号加入者では、比較的上限近くまで拠出する層が多くなっており、節税効果を意識した行動と読み取れよう。
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