2006年度税制改正の検討状況

自民税調の改正議論がスタート

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2005年10月27日

  • 古頭 尚志

サマリー

◆ 2005年10月4日、自民党税制調査会(津島雄二会長)が2006年度税制改正の議論をスタートさせた。例年の議論開始時期が11月下旬であることを考えれば、今年は1ヶ月以上も早く着手したことになる。

◆ 郵政問題、靖国問題、株式の大量取得問題などが世間を賑わせており、政府税調の「論点整理」が公表された時期に比べると税制問題の報道は落ち着きをみせていた。

◆ しかし、その間にも政府や自民税調の動きを伝える報道が複数なされ、9月下旬からは再び盛り上がりを見せている。

◆ 本稿では、こうした2006年度税制改正に関する今現在の動向を紹介することとする。

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