株券電子化と担保の問題

株券ペーパーレス化レポートNo.19

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サマリー

◆現在、2009年1月に予定される上場会社の株券電子化に向けて、実務レベルでの準備が進められている。

◆そうした中、おそらく株券電子化で最も影響が大きいのは、債権者としての立場、特に、株券を担保にとって融資を行っているようなケースであろう。

◆この問題については、現時点では、未だ実務者レベルで検討中の部分も多く、対応策が確定している訳ではない。

◆それでも事前準備として、株券の確認、移行手続に債務者の協力が得られるか否かの判断などは行っておくことが望ましいだろう。

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