国際会計基準導入プラン(中間報告)

2010年3月期から任意、15or16年から強制適用

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2009年06月26日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆企業会計審議会の企画調整部会は、2009年6月16日に「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)」を公表した。

◆中間報告では、2010年3月期の年度決算から、国際的に財務・事業活動を行なっている上場企業の連結財務諸表に、IFRS(国際会計基準、正式には国際財務報告基準)の選択適用を認めること、2012年頃にIFRSを日本の上場企業等に強制適用するか判断し、強制適用する場合は2015年又は2016年から実施すること、その際には一斉適用だけではなく段階適用(最長3年)も検討することなどが盛り込まれている。

◆中間報告は、タイムスケジュールも含め、国際会計基準導入の方向性を大きく打ち出したものといえる。

本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。

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