棚卸資産・繰延資産の表示の変更

会計基準の変更を反映

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2006年10月31日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆2006年10月24日、金融庁は新しい財務諸表等規則、連結財務諸表規則、中間財務諸表等規則、中間連結財務諸表規則の改正案を公表した。

◆改正案では、棚卸資産に低価法が強制されるようになることを受け、切り下げ額の区分掲記又は注記を求めている。

◆繰延資産のうち、「新株発行費」については名称を「株式交付費」に改めている。「社債発行差金」は廃止している。

◆新しい財務諸表等規則案は、原則として2006年9月30日以後に終了する事業年度、中間会計期間から適用される(棚卸資産については、2008年4月1日以後開始する事業年度等)。

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