「その他資本剰余金」からの配当の新会計基準

企業再編の会計基準整備、新会社法に対応した改正

RSS

2005年12月22日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆ASBJ(企業会計基準委員会)は、2005年12月9日に企業会計基準適用指針「その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理」の改正を仮公表した。

◆新適用指針では、企業再編の会計基準が整備されたことに対応し、投資先企業を対象とする企業再編が行われた場合に、一定の条件を満たす配当は、株主においても配当として収益計上できることとしている。

◆新会計基準は、原則として、新会社法の施行日以後に認識される配当から適用される。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。