中小企業の会計指針を検討

6月までに報告書

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2005年04月19日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆ 2005年3月23日、日本公認会計士協会(JICPA)、日本税理士会連合会、日本商工会議所及び企業会計基準委員会(ASBJ)は、『「中小企業の会計」の統合に向けた検討委員会』を設置することを公表した。

◆ 検討委員会では、会計参与制度の導入に備え、中小企業庁、日本税理士会連合会及び日本公認会計士協会の三団体から公表されていた中小企業の会計に関する報告を統合化する。

◆ 検討委員会は6月を目途に報告書をまとめる。時価会計や固定資産の減損会計などについては、公開企業や大会社に比べ簡便的な処理が認められるものと予想される。

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