新有価証券の会計処理

投資事業有限責任組合等の取扱い

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2005年03月09日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆ 2004年6月の証券取引法改正により、投資事業有限責任組合等への出資が、2005年12月1日から証券取引法上の「有価証券」として取り扱うことになった。

◆ これに伴い、会計処理においても、当該出資は、組合等の持分相当額を「出資金」ではなく、「有価証券」として表示することになった。

◆ 当該出資について、原則として、組合等の純資産や純損益の持分相当額を、出資者において計上する点や、組合等に金融資産が含まれている場合は時価評価する点などは、変わりはない。

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