便利になる!財務データのXBRL化

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2005年01月31日

  • 吉井 一洋

サマリー

◆ 金融庁はディスクロージャー制度の信頼性確保のため、EDINETにおいてXBRL化を図る
方針を打ち出している。2004年11月にそのための協議会を立ち上げ、2005年春を目途に作業計画を策定する予定である。

◆ XBRL化が進めば、投資家は、投資対象企業の財務データの入手や比較分析が容易になる。将来的には、会計基準の違いを調整した国内外の企業のROE等の比較が、項目と企業名を打ち込むだけでできるようになる可能性もある。

◆ 本レポートでは、このXBRLの概要とメリットについて解説する。

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