2026年8月消費統計

耐久財とサービスが弱く、総じて見れば前月から減少

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2026年10月09日

サマリー

◆2026年8月の家計調査における二人以上世帯の実質消費支出は前月比+0.1%と2カ月連続で増加した。一方、複数の需要側統計を用いて補正した世帯消費動向指数(CTIミクロ)で見た実質消費は同▲2.3%と2カ月ぶりに減少した。また、供給側統計の1つである商業動態統計では、CPIの財指数で実質化した小売販売額は同▲1.1%だった。総じて見れば、8月の個人消費は前月から減少したと判断される。

◆先行きの個人消費は底堅く推移するとみている。名目賃金は春闘での高水準の賃上げや最低賃金の引き上げもあって上昇が続く見込みである。一方、政府の物価高対策の効果の剝落などが物価を押し上げる要因となろう。加えて、原油の輸入価格は代替調達もあって高止まりしており、幅広い分野の価格への波及を通じて個人消費を下押しする可能性には引き続き注意が必要だ。

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