サマリー
◆2026年1月の完全失業率(季節調整値)は2.7%と5カ月ぶりに上昇し、2024年7月以来の水準となった。失業者数は2カ月連続で増加(前月差+6万人)した一方、就業者数は大幅に減少(同▲29万人)した。
◆2026年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.18倍(前月差▲0.02pt)と3カ月ぶりに低下し、新規求人倍率も2.11倍(同▲0.03pt)と3カ月ぶりに低下した。有効求人数は15カ月連続で減少した。
◆先行きの雇用環境は堅調に推移しよう。日本経済は総じて緩やかな回復基調にあるとみられ、企業の人手不足感は引き続き強い。労働供給が中長期的に減少していく可能性が高いこともあり、企業は高水準の賃上げなど、人材確保に向けた積極的な取り組みを続けている。ただし、トランプ米政権による高関税政策(トランプ関税)や日中関係の悪化、中東情勢の緊迫化が労働需要へ及ぼす影響には注意が必要だ。
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