2024年1月雇用統計

失業率は2.4%と前月から低下するなど、雇用環境の回復傾向が続く

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2024年03月01日

サマリー

◆2024年1月の完全失業率(季節調整値)は2.4%と前月から低下した。雇用環境の回復傾向が継続したと判断される。

◆2024年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍と3カ月連続で横ばいだった。新規求人倍率(季節調整値)は2.28倍と前月から上昇した。新規求人数・求職者数ともに減少した。

◆先行きの雇用環境は緩やかな改善が継続しよう。外食や宿泊などの対人接触型サービスの労働需要の増加が続くだろう。ただし、中間投入コストや人件費の増加などを受けて企業収益が圧迫され、労働需要が抑制される可能性には引き続き注意が必要だ。

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