サマリー
◆2022年5月の完全失業率(季節調整値)は2.6%と4カ月ぶりに上昇した。内訳を見ると、非労働力人口は4カ月連続で減少したものの、就業者数は4カ月ぶりに減少し、失業者数は4カ月ぶりに増加した。ただし、2~4月にかけて失業率は低下しており、均して見れば雇用環境は改善傾向にある。
◆5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍(前月差+0.01pt)、新規求人倍率(同)は2.27倍(同+0.08pt)と上昇した。新規求人数は前月から増加した一方、新規求職申込件数が減少したことが、新規求人倍率を押し上げた。
◆先行きの雇用環境は、経済活動の正常化もあって改善が続こう。インバウンドの受入再開や国内旅行需要の回復が追い風となろう。ただし、資源高による企業収益の減少が雇用環境の改善を抑制する可能性に注意が必要だ。
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