サマリー
◆2021年7月の完全失業率(季節調整値)は、2.8%(前月差▲0.1%pt)と2カ月連続で低下した。内訳を見ると、就業者数は2カ月連続で増加し(同+42万人)、失業者数は大幅に減少した(同▲12万人)。雇用環境は2カ月連続で改善した。
◆7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.15倍(前月差+0.02pt)と上昇した一方、新規求人倍率(同)は1.98倍(同▲0.10pt)と低下した。新規求人数は前月比▲1.1%と3カ月ぶりに減少したものの、コロナショックからの回復トレンドを維持している。
◆先行きの雇用環境は4度目の緊急事態宣言の延長・拡大による景気の下振れを受けて改善ペースは鈍化するとみられる。感染拡大防止策の影響により対人接触型サービス業の就業者数の低迷が継続するだろう。
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