東証フォローアップ会議の今後の注目点

改革のモメンタムの継続に向けた動き

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サマリー

◆東京証券取引所(東証)に「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」が設置されてから1年余りが経過した。この間、東証から「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」(「資本コスト等を意識した対応」)をはじめとした様々な施策がスピード感をもって打ち出された。

◆投資家の期待に応えて、改革のモメンタムを継続させ、さらに加速させることが、東証にとって今後重要になる。フォローアップ会議で議論が予定されているもののうち、注目されるのは、「資本コスト等を意識した対応」のフォローアップである。その他、英文開示の義務化の内容決定、グロース市場の上場維持基準の検討などがある。

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