米国議会の「反ESG月間」とその後

株主提案の適正化と議決権行使助言業の中立性確保等が焦点に

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サマリー

◆米国では、ESG投資の是非について、民主党と共和党の間に根深い対立がある。

◆共和党は、2023年7月から反ESGの立場から集中的な審議を実施しており、これを“ESG month”と呼んでいる。

◆米国議会は、上下両院がねじれ状態であるため、民主党のESG促進策も共和党の反ESG策のどちらも法制度化は難しく、膠着状態が続きそうだ。

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