2014年01月28日
サマリー
◆2013年9月末の国際与信残高は25兆4,308億ドルと前期差+4,089億ドル(前期比+1.6%)で4四半期ぶりの増加となった。
◆与信側(銀行側)からみると、前期と比べて欧州の銀行、邦銀、米銀共に与信残高を増加させた。最も大きく増加したのは欧州の銀行である。
◆与信受入側では、前期に比べ、先進国、新興国向け共に増加した。増加が大きかったのは欧州先進国向けであった。ECBの調査では、欧州域内の銀行の貸出基準の緩和、企業の資金需要の増加がみられる。
◆世界経済は先進国を中心に回復の道を歩み始めており、先進国の企業の資金需要は高まっていくと考えられる。一方で、新興国は十把一絡げに扱うことはできず、銀行によってファンダメンタルズが良好な国とそれ以外の国で選別が進み、与信量に差異が生じることになるであろう。
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