2014年08月01日
サマリー
◆2014年3月末の国際与信残高は26兆1,151億ドルと前期差+9,076億ドル(前期比+3.6%)で2四半期ぶりの増加となった。
◆与信側(銀行側)から見ると、前期と比べて欧州の銀行、米銀、邦銀共に与信残高を増加させた。欧州の銀行、米銀の現時点の貸出基準は、歴史的に見て緩和された状態にある。
◆与信受入側では、懸念されるウクライナとロシアへの与信は大幅に減少した。ウクライナへの与信が最も大きいのはイタリアの銀行であり、イタリアの銀行はロシアへの与信も仏銀に次いで2番目に大きくなっている。
◆今後の国際与信は増加していくと思われる。FRBが金融緩和継続の姿勢を強調し、日銀・ECBともに金融緩和を継続するとしている。また、世界の景気も緩やかではあるものの、回復が見込まれるためである。
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