2017年12月14日
サマリー
◆GPIFのPRI署名を契機に、わが国の資産運用業界でもESG投資が積極化している。機関投資家にとっては、ESG投資に取り組むべきかどうかを考える段階から、どのように取り組むべきかを考える段階に移行している。
◆本稿では、わが国のESG投資の今後を考える材料として、世界の年金基金のうち運用資産額上位20機関のESG投資等への取り組み状況を調査した。
◆調査の結果、ESG投資に関心を持つ機関は多数派であるが、関心の度合いは機関により異なること、ESG投資に積極的な機関でも投資手法によっては立場が分かれること、また取り組みの進度や方法が異なることなどがわかった。
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