2009年06月12日
サマリー
◆中国政府が、2009年12月に開催される“ポスト京都議定書”のあり方を話し合うコペンハーゲン会議(COP15)に向けての立場を表明する文書を公表した。
◆中国は「発展途上国」の立場を鮮明にし、気候変動枠組防止条約や京都議定書に基づく枠組みを重視する一方で、先進国の一層の温暖化防止への取り組みを行うことを求めている。
◆中国は今後、先進国の数量化した目標を伴う温室効果ガスの排出削減を強く求め、中国国内では先進国からの資金提供や技術移転の促進を軸とした温暖化防止活動を行うと考えられる。
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