2008年06月09日
サマリー
◆社会的責任投資(SRI)の成長のかぎを握るのは年金基金である。
◆欧米では年金基金がSRIの柱となっているが、日本の年金基金ではSRIへの取り組みは遅い。
◆今年の1月に発表された日本の年金基金のSRIに関するアンケート調査から、日本の年金基金は、SRI運用に触れるチャンス自体少なく、またSRIの意義が理解されていないことが明らかになった。
◆一方この5月に発表された欧米の主要年金のSRI動向に関するアンケート結果からはSRIに先進的な大手の年金基金では、SRIは当たり前となっており、それも株主行動が中心で、かつSRIとパフォーマンスの関係を否定的に見る向きは極めて少ないことが報告された。
◆こうした日本と海外との差が生み出される背景を考えると、金融哲学、投資家の社会的責任の有無にいきつく。
◆欧米では年金基金がSRIの柱となっているが、日本の年金基金ではSRIへの取り組みは遅い。
◆今年の1月に発表された日本の年金基金のSRIに関するアンケート調査から、日本の年金基金は、SRI運用に触れるチャンス自体少なく、またSRIの意義が理解されていないことが明らかになった。
◆一方この5月に発表された欧米の主要年金のSRI動向に関するアンケート結果からはSRIに先進的な大手の年金基金では、SRIは当たり前となっており、それも株主行動が中心で、かつSRIとパフォーマンスの関係を否定的に見る向きは極めて少ないことが報告された。
◆こうした日本と海外との差が生み出される背景を考えると、金融哲学、投資家の社会的責任の有無にいきつく。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
実運用段階に入った国連管理型カーボンクレジットの利用可能性
供給制約と利用制度の要件を踏まえたクレジット活用の視点
2026年09月04日
-
2026年3月期有報の人的資本開示②
「従業員給与等の決定方針」に何が書かれていたか
2026年08月17日
-
ボランタリー・カーボン市場(VCM)の動向と国際取引の課題
高品質クレジットの流通を支える市場・制度基盤の整備
2026年08月14日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

