2026年10月13日
サマリー
◆ISSの2026年グローバル・ポリシー・サーベイの結果が公表された。日本市場向けに特化した事項はサーベイ対象として設けられていなかったが、日本にも共通の課題となりそうな気候関連開示、自然関連開示、社外役員の長期在任、バーチャルオンリー株主総会の各論点について、投資家と非投資家(企業等)との間で大きな認識の相違がみられた。
◆日本では気候関連開示に制度面の後退はみられない一方、自然関連開示の将来には不透明感がある。また、長期在任基準やバーチャルオンリー株主総会をめぐる議論は、今後のISS方針や日本企業のガバナンス実務にも影響を与える可能性がある。
◆今回のサーベイは単一の基準への収れんを目指すものではなく、投資家ごとの価値観の違いを把握することで、AIを活用したカスタマイズ型の議決権行使助言サービスへの移行を視野に入れた取り組みの可能性がある。
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