サマリー
◆総務省「基金の積立状況等に関する調査結果」によれば、都道府県の2006年度末と2016年度末の基金総額を比較すると増加率は1.8倍で市区町村の1.5倍を上回る。もっとも、水準を見ると東京都と被災3県を除けば積立金等が特段多いわけではない。
◆都道府県全体の積立金等は10年で1.8倍に増えたが、その大部分は東京都、被災3県によるものである。他の道府県で積立金等が増えたところは、その多くが09年度に地方税収が急減した時期に、臨時財政対策債の借入と、国の経済対策等による国庫支出金の増加に伴って積み増している。都道府県の積立金等が増えたのは事実としても、それが業績好調を反映したものとは言い難い。
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