サマリー
◆まず本稿では、配当所得に係る確定申告の留意点を取り上げる。配当所得については、「確定申告」と「申告不要」の選択がポイントとなるため、配当控除等の適用を踏まえて、その考え方を整理する。また、株式投資信託の収益分配金等に対する配当控除については、運用資産の内容に応じて配当控除率が決まる仕組みとなっており、この点についても触れることとする。
◆なお本稿は、2005年分の所得に適用される課税方法を前提として作成している。
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