日本取引所・日経、新株価指数開発へ

7月に骨子、年内に算出開始を目指し共同開発

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  • 吉井 一洋

サマリー

◆2013年5月14日、JPXグループ-日本取引所グループ及び東京証券取引所(以下「東証」)-と日本経済新聞社(以下「日経」)は、日本の証券市場の更なる発展や活力向上に資することを目的とした新たな株価指数の共同開発を進めていくことで合意した。


◆「投資魅力の高い日本企業を内外にアピールする」という共通認識のもと、東証・大証の現物株市場(東証1、2部及びマザーズ、大証1、2部及びJASDAQ)の上場企業を対象に、「資本の効率的活用」、「持続的な企業価値向上に資する経営」、「グローバルな投資基準に求められる定性的要素」などの幅広い観点から、銘柄選定や算出ルールを練り上げていく。


◆東証・大証の現物株市場の統合時期(今年(2013年)7月予定)を目途に新指数の骨子を固め、年内に算出開始することを目標としている。

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