東証、第三者割当規制を含む規則改正を決定

東証上場制度総合整備プログラム

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サマリー

◆2009年7月30日、東証は『「2008年度上場制度整備の対応について」に基づく有価証券上場規程等の一部改正について』を発表した。

◆具体的には、(1)上場会社による第三者割当に対する規制、(2)不適切な株式併合に対する上場廃止、(3)企業行動規範の再構成、(4)改善報告書・公表措置などの実効性確保手段の適用対象拡充、(5)株主総会の招集通知等の東証への提出・公衆縦覧、などが盛り込まれている。

◆これらの改正は、2009年8月24日から施行される。なお、株主総会の招集通知等の東証への提出・公衆縦覧については、2010年3月1日以後に終了する事業年度に係る定時株主総会から適用することとされている。

※本稿は、2009年5月20日付レポート「東証、第三者割当規制を含む上場制度整備案を公表」を、最終的な規則に基づいて書き改めたものである。

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