2008年05月28日
サマリー
◆2008年3月4日、「金融商品取引法等の一部を改正する法律案」が国会に提出された。その中には、課徴金制度の見直しに関する改正も盛り込まれている。
◆改正法案では、再犯者に対する課徴金の加算制度や、一定の違反行為を自己申告した者に対する課徴金の減算制度を新設するとしている。
◆制度が新設されれば、違反行為の防止はもちろん、加算制度の適用を受けない(減算制度の適用を受ける)ためにも、上場会社などでは一層の内部管理体制が求められることとなるだろう。
◆施行日は、(改正法の)公布日から6ヶ月以内の政令指定日が予定されている。
◆改正法案では、再犯者に対する課徴金の加算制度や、一定の違反行為を自己申告した者に対する課徴金の減算制度を新設するとしている。
◆制度が新設されれば、違反行為の防止はもちろん、加算制度の適用を受けない(減算制度の適用を受ける)ためにも、上場会社などでは一層の内部管理体制が求められることとなるだろう。
◆施行日は、(改正法の)公布日から6ヶ月以内の政令指定日が予定されている。
本レポートは、サマリーのみの掲載とさせて頂きます。
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