物価連動国債、区分処理は不要に(速報)

クレジット・リンク債、シンセティックCDO も

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2006年01月25日

吉井一洋

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サマリー

◆2006年1月24日に、ＡＳＢＪ(企業会計基準委員会)は、複合金融商品に関する新しい適用指針（案）を議決した。近く公表される予定である。

◆物価連動国債については、現在、複合金融商品としてデリバティブ部分の区分処理（あるいは売買目的有価証券と同等の時価評価）が求められている。

◆新しい適用指針（案）では物価連動国債については、区分処理等を不要としている。クレジット・リンク債、シンセティックCDOでもAA格以上なら区分処理等は不要としている。

◆新しい会計処理は、2006年3月期からの適用が認められる。

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