サマリー
◆今後10年間(2015~24年)の世界経済の平均成長率は3.3%と予測する。
◆米国経済は今後10年間で平均2.4%と見込む一方、欧州経済は1.3%にとどまる。
◆Fedは2015年Q4から利上げを開始し、引き締めペースは従来よりも緩やかになろう。ただ、日欧の金融緩和が継続している状況下、Fedの政策変更がもたらす影響は増幅される可能性がある。
◆デフレ懸念に直面する欧州ではユーロ安と原油安が景気を下支えすると期待される。
◆原油価格は緩やかな上昇を見込むが、予測最終期間でも90ドルに届かない想定である。
◆原油価格の急落が世界経済に及ぼす影響は、国・地域によって大きく異なる。米国や欧州経済には、家計の購買力向上などを通じてプラスに作用する。
◆原油安の負の影響が相対的に大きいのが産油国など資源輸出に依存する新興国・その他経済であろう。
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