サマリー
◆2022年11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%と3カ月ぶりに低下し、総じて見れば雇用環境は回復傾向にあると考えられる。内訳を見ると、失業者数は減少したが(前月差▲5万人)、就業者数も減少した(同▲23万人)。非労働力人口は増加した(同+26万人)。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けやすい対人接触型サービス業の就業者数はおおむね横ばいだった。
◆2022年11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍と前月から横ばい、新規求人倍率(季節調整値)は2.42倍(前月差+0.09pt)と2カ月連続で上昇した。新規求人倍率の上昇は、新規求人数の増加と新規求職申込件数の減少によるものだ。
◆先行きの雇用環境は経済活動の正常化の進展に伴って回復が続こう。ただし、感染「第8波」に注意が必要だ。また、回復を左右する要因が感染拡大状況や感染防止策の実施の有無による労働需要の変動から、労働供給不足へとシフトしつつある。
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