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2019年2月雇用統計

就業者数、失業者数、非労働力人口が改善し、失業率は2.3%に

2019年03月29日

経済調査部 エコノミスト 鈴木 雄大郎

小林 俊介

サマリー

◆【2月の失業率】完全失業率(季節調整値)は前月から0.2%pt低下し2.3%となった。失業者数は前月差▲12万人と2ヶ月ぶりに大幅に減少し、就業者数は同+49万人と3ヶ月ぶりに増加した。また、非労働力人口は同▲37万人と3ヶ月ぶりに減少した。

◆【2月の有効求人倍率】一般職業紹介状況によると、2019年2月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から横ばいの1.63倍となった。新規求人倍率(同)は前月から0.02pt上昇し、2.50倍となった。また、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0.01pt上昇し、1.15倍、新規求人倍率(同)も前月から0.05pt上昇して1.69倍となった。

◆【1月の賃金(毎月勤労統計)】現金給与総額(共通事業所ベース)は前年比+0.8%であった。内訳を見ると、所定内給与(同+0.6%)、特別給与(同+7.7%)は増加した一方、所定外給与は同▲1.4%と減少した。

◆【春闘】3月22日、日本労働組合総連合会(連合)は2019年春季生活闘争第2回回答集計を公表した。全企業の賃上げ額は6,475円、賃上げ率は2.13%(前年第2回回答比▲0.04%pt)と2018年の第2回回答集計とほぼ横ばいであった。

◆【先行き】労働需給はタイトな状況が続き、失業率は上下しながらも2%台半ばで推移するだろう。2019年度以降導入される残業規制等を背景に、企業の人手不足感は一層強まるとみている。特に人手不足が深刻な産業では、正社員化や賃金引上げといった処遇の改善や省人化投資が求められる。

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