サマリー
◆12月の貿易統計によると、輸出金額は前年比▲3.8%と前月(同+0.1%)からマイナス転換、輸入金額は同+1.9%と前月(同+12.5%)からプラス幅が縮小した。貿易収支は▲553億円と3ヶ月連続の赤字となった。季節調整値で見ると、輸出金額は前月比▲1.3%、輸入金額は同▲5.3%となった結果、貿易収支は▲1,836億円と6ヶ月連続の赤字となった。
◆輸出数量(大和総研による季節調整値)は前月比+0.3%とほぼ横ばいだった。地域別では、米国向け(同+5.9%)、EU向け(同+5.2%)が増加した一方、アジア向け(同▲2.5%)は減少した。米国では、自動車の部分品が大幅に増加した。自動車の部分品は、18年に入り振れが大きくなっているが均して見れば緩やかな増加傾向である。EUでは、自動車が全体を押し上げた。ただし欧州の新車登録は、18年9月から導入された新燃費試験の影響で軟調である。自動車輸出についても均してみれば緩やかな減少傾向が続いている。アジアでは、半導体等製造装置の減少が全体を下押しした。半導体等製造装置は18年半ばごろから急速に減少しており、注意が必要である。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
2026年8月貿易統計
中東情勢による資源高が続き、4カ月連続の貿易赤字
2026年09月16日
-
2026年7月機械受注
製造業・非製造業(船電除く)のいずれも減少し、軟調な結果に
2026年09月16日
-
経済指標の要点(8/19~9/15発表統計)
2026年09月15日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

