サマリー
◆11月の貿易統計によると、輸出金額は前年比+0.1%と前月(同+8.2%)からプラス幅が縮小、輸入金額も同+12.5%と前月(同+19.9%)からプラス幅が縮小した。貿易収支は▲7,373億円と2ヶ月連続の赤字となった。
◆輸出数量(大和総研による季節調整値)は前月比▲2.6%と減少した。地域別では、米国向け(同▲3.6%)、EU向け(同▲1.6%)、アジア向け(同▲2.8%)など総じて減少。米国では、鉄鋼の減少が大きかった。10月の反動が出たものとみられる。もっとも、鉄鋼は2014年末ごろからトレンドとして減少傾向であった上に、最近は追加関税の影響で軟調である。EUでは、半導体等製造装置が全体を押し下げた。EU向け半導体等製造装置は、2018年の中ごろに急増していたものの、すでにピークアウトしており、2017年後半の水準まで減少している。アジアでは、船舶が大きく伸びたものの、自動車の減少が全体を下押しした。アジア向け自動車は、18年に入り振れが大きくなっているが、均して見れば軟調な推移が続いている。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
経済指標の要点(8/19~9/15発表統計)
2026年09月15日
-
日米協調介入は円安の是正にどこまで効果を発揮したのか?
更なる介入の合理性は低下。レジーム転換の有無が今後の焦点に
2026年09月14日
-
消費税減税・給付の都道府県別影響
地域間格差は最大で1人あたり年間0.7万円程度、大都市圏の恩恵大
2026年09月14日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

