サマリー
◆2017年10-12月期のGDP一次速報(2018年2月14日公表予定)は、実質GDPが前期比年率+1.0%(前期比+0.3%)と、8四半期連続のプラス成長になると予想する。輸入の拡大から外需の寄与度がほぼゼロになる一方、個人消費や設備投資といった内需拡大が全体を押し上げよう。
◆個人消費は前期比+0.4%と、2四半期ぶりの増加を予想する。雇用・所得環境の改善を背景として、消費者マインドは良好な水準を保っている。一方、住宅投資は同▲1.0%と2四半期連続の減少、設備投資は5四半期連続の増加(同+0.8%)になると見込んでいる。外需については、輸入が拡大した結果、寄与度はほぼゼロ(前期比寄与度+0.0%pt)となる見通しだ。
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