サマリー
◆2017年10月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比+5.0%と増加した。製造業が同+7.4%、非製造業(船舶・電力を除く)が同+1.1%とともに増加した。
◆製造業の10-12月期見通しは前期比▲9.4%であるものの、10月はプラスの結果であり、足下の増勢は強い。一方、昨年度高水準で推移してきた非製造業は、10月は増加であったが、均してみれば緩やかな減少傾向にある。
◆設備投資の先行指標である機械受注は、一進一退の推移を見込んでいる。製造業では、世界経済の回復を背景とした輸出拡大を受けて、維持・補修に関する投資が期待されるものの、能力増強に対する投資意欲は高くなく、設備投資の本格化には稼働率の継続的な上昇が必要であろう。一方、非製造業では、増加する訪日外国人や2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた交通・物流インフラ整備向けの投資が期待されるものの、住宅着工や公共投資の増勢は弱まっていることには留意が必要だ。
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