サマリー
◆9月の生産指数は前月比▲1.1%となった。製造工業生産予測調査で見ると、10月:同+4.7%、11月:同▲0.9%となっている。
◆9月は減産となったものの、10月は資本財を中心にプラスに転じると見込まれ、今後も増産基調は保たれるだろう。特に、半導体製造装置等を中心に輸出が好調であるはん用・生産用・業務用機械工業の増加が著しい。一方、一部自動車メーカーが国内工場の生産・出荷を停止していることから、短期的には輸送機械の減産が全体の押し下げ要因となるものの、影響は限定的であろう。
◆2017年12月以降に関しては、非常に緩やかな増産を見込んでいる。好調な資本財については、世界経済の回復を背景として、半導体製造装置等を中心とした輸出拡大が全体を牽引するだろう。一方、外需の下振れリスクには警戒が必要である。Fedの出口戦略に伴い米国の金利が急速に上昇する場合には、米国経済の下押し圧力になることに加えて、新興国市場からの資金流出を招く懸念がある。
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