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2017年2月全国消費者物価

物価がプラス基調に転じる裏で為替と原油は調整局面

2017年03月31日

金融調査部 主任研究員 長内 智

小林 俊介

サマリー

◆2017年2月の全国コアCPI(除く生鮮食品)は前年比+0.2%と2ヶ月連続のプラスとなり、市場コンセンサス(同+0.2%)通りの結果となった。財・サービス別(4分類)の寄与度の変化を見ると、「耐久消費財」と「サービス」が押し下げに寄与し、「半耐久消費財」がおおむね横ばいとなる中で、2016年11月以降の円安と原油・LNG高を受けて「コア非耐久消費財(除く生鮮食品)」が全体を押し上げた。


◆2017年3月の東京都区部コアCPI(中旬速報値)は、前年比▲0.4%(2月:同▲0.3%)と13ヶ月連続のマイナスとなった。3月の東京都区部コアCPIの結果を踏まえると、3月の全国コアCPIは前年比+0.2%と見込まれる。


◆先行きの全国コアCPIの前年比は、基調として見るとプラス圏で推移するとみている。当面の焦点は、円安と原油・LNG高の持続性であり、足下で昨年11月以降の円安と原油価格上昇の動きが調整局面に入っている点には留意が必要だ。

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