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2016年4月全国消費者物価

コアCPIは2ヶ月連続のマイナス。しばらく円高と原油高のせめぎ合い

2016年05月27日

金融調査部 主任研究員 長内 智

小林 俊介

サマリー

◆2016年4月の全国コアCPI(除く生鮮食品、以下コアCPI)は前年比▲0.3%となり、市場コンセンサス(同▲0.4%)を小幅に上回った。財・サービス別(4分類)の寄与度の変化を見ると、「サービス」のみが押し上げに寄与する一方、「耐久消費財」、「半耐久消費財」、「非耐久消費財」は押し下げに寄与した。


◆2016年5月の東京都区部コアCPI(中旬速報値)は、前年比▲0.5%(4月:同▲0.3%)と5ヶ月連続のマイナスとなった。5月の東京都区部コアCPIの結果を踏まえると、5月のコアCPIは前年比▲0.4%と見込まれる。


◆先行きのコアCPIの前年比は、円高(物価押し下げ要因)と原油高(物価押し上げ要因)という逆方向の影響がせめぎ合う中で、マイナス圏での推移がしばらく続くと想定している。その後は、2016年2月半ば以降の原油高を背景に、マイナス幅を着実に縮小し、秋以降にプラスに転じると予想する。

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