サマリー
◆労働力調査によると、2015年5月の完全失業率(季節調整値)は、前月から横ばいの3.3%となった。失業者数は、前月差▲1万人と4ヶ月連続で減少し、就業者数は+19万人と3ヶ月ぶりに増加した。また、非労働力人口は同▲22万人と4ヶ月ぶりに減少した。
◆一般職業紹介状況によると、2015年5月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から+0.02pt上昇の1.19倍となった。また、新規求人倍率は前月差+0.01ptと上昇し、1.78倍となった。5月の求人倍率の内訳を見ると、有効求職者数(前月比▲1.3%)は3ヶ月連続で減少した一方、新規求職申込件数(同+1.9%)は2ヶ月連続で増加した。求人側を見ると、有効求人数が同+0.7%と2ヶ月連続で増加し、新規求人数も同+2.1%と2ヶ月連続で増加した。
◆雇用情勢は改善を続けている。失業率は前月と同水準であったものの、労働市場への参加者が増加したことに加え、就業者も増加しており、良好な結果であった。また、有効求人数、新規求人数ともに増加が続いていることから、企業部門の労働需要が高まっていることを確認できる内容でもあった。先行きについては、緩やかに景気拡大が進む中、企業の旺盛な労働需要を背景に、完全失業率や有効求人倍率に見る労働需給はひっ迫感の強い状況が続くと見込んでいる。
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