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10月機械受注

5ヶ月ぶりの減少も、均せば上向きの動きが続く

2014年12月11日

経済調査部 エコノミスト 久後 翔太郎

サマリー

◆2014年10月の機械受注統計によると、国内設備投資の先行指標である民需(船舶・電力を除く)は、前月比▲6.4%となり、市場コンセンサス(同▲1.7%)を下回る結果となった。5ヶ月ぶりの減少となったものの、均せば方向感としては上向いており、機械受注は持ち直しの動きを続けているという当社の判断に修正を迫るほどではない。


◆需要者別に受注を見ると、製造業は前月比▲5.5%と2ヶ月ぶりに減少した。均してみると持ち直しの動きを続けている。非製造業(船舶・電力を除く)は前月比▲7.5%と3ヶ月ぶりの減少となった。ただし、前月から増加した業種も多く、内訳はヘッドラインほどの弱さを感じさせない内容であった。


◆外需は前月比▲4.6%と減少した。4-6月期に大幅に増加した反動もあり、足下では減少傾向が鮮明となっている。


◆前月に内閣府より公表された2014年10-12月期見通しでは、民需(船舶・電力を除く)は前期比▲0.3%と、2四半期ぶりの減少が見込まれている。この数値を達成するには、11月と12月にそれぞれ前月比+3.0%の増加が必要である。また、10-12月期が前期比増加となるためには、11月と12月にそれぞれ前月比+3.3%の増加を記録する必要がある。足下の増加傾向を踏まえると、達成不可能な数値ではないだろう。

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