サマリー
◆2014年6月の機械受注統計によると、国内設備投資の先行指標である民需(船舶・電力を除く)は、前月比+8.8%と3ヶ月ぶりに増加したものの、市場コンセンサス(同+15.3%)を下回った。4月(同▲9.1%)、5月(同▲19.5%)の落ち込みに照らすと、増加幅は限定的であり、機械受注は弱含みでの動きとなっている。
◆製造業は前月比+6.7%と、3ヶ月ぶりに増加した。非製造業(船舶・電力を除く)は前月比+4.0%と2ヶ月ぶりに増加した。
◆外需は前月比+62.8%と大幅に増加した。海外経済の回復を主因に増加基調が続いている。
◆内閣府公表の2014年7-9月期見通しでは、民需(船舶・電力を除く)は前期比+2.9%と2四半期ぶりの増加を見込んでいる。この数値は、7月から9月にそれぞれ前月比+2.5%の増加で達成可能となる。業種別に見ると、製造業は前期比▲0.5%、非製造業は同+2.2%を見込んでいる。製造業については減少を見込んでいるが、4-6月期の達成率が大幅に低下していることが影響しているとみられ、過度に悲観する必要はないだろう。
このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。
同じカテゴリの最新レポート
-
2026年8月雇用統計
失業率は2.5%と前月から0.1%pt上昇も、雇用環境は概ね横ばい
2026年10月02日
-
2026年9月日銀短観
AI需要で製造業は改善も、先行きはコスト増や金利上昇で業況悪化
2026年10月01日
-
2026年8月鉱工業生産
熊本地震や台風により自動車工業が下振れ、生産全体を下押し
2026年09月30日
最新のレポート・コラム
よく読まれているリサーチレポート
-
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
-
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
-
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
-
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
-
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日
2026年ジャクソンホール会議の注目点は?
ウォーシュ議長はインフレ抑止に対する姿勢を明確に打ち出すか
2026年08月20日
“TACO”指数で読む トランプ大統領の“TACO”化の兆し
市場と世論が映す政策転換のサイン
2026年08月13日
高市政権誕生後の長期金利をどうみるか
2035年に3.3~4.0%程度で、海外保有拡大で更なる上昇も
2026年08月12日
第230回日本経済予測
円安・金利上昇下の日本経済と成長力強化への課題①AI活用による経済への影響、②資産市場と経済の好循環、を検証
2026年08月21日
GPIFガバナンス改革の功罪と課題解決の道
目先の運用見直しの可能性は低いが、硬直的運用への対応が課題
2026年08月13日

