サマリー
◆2014年5月の貿易統計によると、輸出金額は前年比▲2.7%と15ヶ月ぶりのマイナスとなり、市場コンセンサス(同▲1.3%)を下回った。輸出数量が同▲3.4%と2ヶ月ぶりに前年を下回ったことが減少の主因。輸出金額を季節調整値で見ても、前月比▲1.2%と2ヶ月ぶりの減少となった。
◆輸出数量指数を季節調整値で見ると(季節調整は大和総研による)、前月比▲2.1%と2ヶ月ぶりに減少した。米国向けが同▲4.7%と大きく減少したことが全体を押し下げた。EU向け(同+0.1%)、アジア向け(同+0.9%)に関しては、小幅ながら増加が続いている。
◆5月の輸入金額は、前年比▲3.6%と19ヶ月ぶりに前年を下回った。輸入数量が前年比▲4.0%と大幅に減少したことが主因である。消費税増税後の国内消費の反動減から、4月には輸入数量の減少が見られていたが、5月に入ってもこうした状況は変わっていない。この結果、貿易収支は▲9,090億円の赤字となり、赤字幅は2ヶ月連続で前年を下回った。
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