1. トップ
  2. レポート・コラム
  3. 経済分析
  4. 日本
  5. 4月雇用統計

4月雇用統計

新規求人数が増加に転じる

2014年05月30日

経済調査部 エコノミスト 久後 翔太郎

サマリー

◆2014年4月の完全失業率(季節調整値)は3.6%となり、前月と同水準であった。失業者数は前月と同水準、就業者数は前月差▲23万人と減少、非労働力人口は同+22万人と増加した。


◆2014年4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.08倍と前月から0.01pt上昇した。内訳を見ると、有効求人数が増加する中、有効求職者数は減少した。有効求人倍率に先行する新規求人倍率は1.64倍となり、前月から0.02pt低下した。


◆失業率の水準は構造的失業率(大和総研推計:4月3.4%)の水準に近づいており、これ以上の大幅な低下は見込みにくい。一方、労働需給のタイト化の度合いと比べると、足下での賃金上昇幅は小さい印象である。今後も、労働需給はタイトな状態が続くことから、賃金の上昇圧力が一層強くなるとみている。

このコンテンツの著作権は、株式会社大和総研に帰属します。著作権法上、転載、翻案、翻訳、要約等は、大和総研の許諾が必要です。大和総研の許諾がない転載、翻案、翻訳、要約、および法令に従わない引用等は、違法行為です。著作権侵害等の行為には、法的手続きを行うこともあります。また、掲載されている執筆者の所属・肩書きは現時点のものとなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加