サマリー
◆総務省「家計調査」によると、2014年4月の実質消費支出は季節調整済み前月比▲13.3%と、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動から大幅に減少した。振れの大きい住居や自動車などを除いた実質消費支出(除く住居等)で見ても、同▲13.8%と大きく減少している。
◆4月の名目小売販売額は、季節調整済み前月比▲13.7%と4ヶ月ぶりに減少した。駆け込み需要の反動減の影響が大きく、すべての業種で売り上げが減少している。ただし、3月の販売額の上振れ幅を考慮すると、4月時点の販売額の水準が想定以上に落ち込んだということはない。4月時点での反動減の規模は、おおむね想定通りだったと捉えている。
◆経団連調査によると、大手企業の夏季賞与は前年比+8.8%と大幅な増加が見込まれている。所得環境の改善は、耐久財を中心とする消費の回復ペースを後押しするだろう。2014年7-9月期には、実質個人消費は前年を上回る水準に復すると考えている。
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