サマリー
◆2014年3月の完全失業率(季節調整値)は3.6%となり、前月と同水準であった。失業者数は前月差+3万人、就業者数は同+14万人と増加した。非労働力人口は前月差▲18万人と減少した。
◆2014年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.07倍と前月から0.02pt上昇した。内訳を見ると、有効求職者数、有効求人数ともに前月から減少した。有効求人倍率に先行する新規求人倍率は1.66倍となり、前月から0.01pt低下した。内訳を見ると、新規求人数、新規求職申込件数ともに前月から減少した。
◆失業率は構造的失業率(大和総研推計:3月3.4%)の水準に近づいており、これ以上の大幅な低下は見込みにくい。一方、労働需給がタイト化している割に、足下での賃金上昇幅は小さい印象である。このため今後は、労働需給のタイト化が賃金を上昇させるか否かに注目している。
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