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1月消費者物価

前年比+1.3%と1%台前半の推移が続く。耐久財では白物家電も上昇

2014年02月28日

齋藤 勉

サマリー

◆2014年1月の全国CPI(除く生鮮食品、以下コアCPI)は前年比+1.3%と、市場コンセンサス(同+1.3%)通りの結果となり、上昇幅も前月と変わらなかった。市況要因を除いた物価動向を表すCPI(食料(除く酒類)及びエネルギーを除く総合、以下コアコアCPI)は前年比+0.7%と、こちらも前月と同じ上昇幅であった。


◆2014年2月の東京都区部コアCPIは前年比+0.9%と、10ヶ月連続の上昇となった。上昇幅も前月(同+0.7%)から拡大しているが、半耐久消費財、非耐久消費財、サービスと幅広い品目で物価上昇幅が拡大しており、物価上昇のすそ野が広がっている模様である。東京都区部コアCPIを踏まえると、2014年2月の全国コアCPIは前年比+1.3%となる見込み。


◆先行きについては、コアCPIは当面前年比+1%台前半の推移が続くとみられる。これまでコアCPIを押し上げてきたエネルギーに関しては、当面は「電気代」による押し上げが続く見込み。ただし、為替が足下の水準で落ち着いた場合、円安を背景とした輸入価格上昇による押し上げは徐々に剥落していくこととなる。エネルギー全体の寄与は縮小していく見込みである。一方、エネルギー以外の物価に関しては、景気回復によるGDPギャップの改善に沿う形で、緩やかに上昇幅が拡大していく公算が大きい。また、このところ食料品等でみられている原材料価格の上昇を販売価格に転嫁する動きは、今後も続くとみられ、コアCPIの押し上げに作用する見込みである。

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