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9月機械受注

非製造業が全体を押し下げるも、製造業は堅調な推移

2013年11月13日

経済調査部 エコノミスト 久後 翔太郎

サマリー

◆2013年9月の機械受注統計によると、国内設備投資の先行指標である民需(船舶・電力を除く)は、前月比▲2.1%と2ヶ月ぶりに減少し、市場コンセンサス(同▲1.8%)を下回った。ただし、3ヶ月移動平均値で見ると、3ヶ月連続の増加となっており、機械受注は改善の動きが続いている。


◆需要者別に内訳を見ると、製造業は前月比+4.1%と5ヶ月連続の増加となった。非製造業(船舶・電力を除く)は前月比▲7.0%と3ヶ月ぶりの減少となった。「金融業・保険業」が前月比▲27.8%、「農林漁業」が同▲26.2%、「建設業」が同▲26.7%と、それぞれ減少に転じたことが全体を押し下げた。


◆外需は前月比+12.1%と3ヶ月連続の増加となった。貿易統計の一般機械輸出の動向を見ると、EU向けや中国向けで改善が続いていることなどから、今後も外需の増加が続く見込みである。


◆内閣府公表の10-12月期見通しでは、民需(船舶・電力を除く)は前期比▲2.1%と3四半期ぶりの減少を見込んでいる。業種別に見ると、製造業の見通しは同+0.6%と3四半期連続の増加であるものの、非製造業の見通しが同▲3.5%となっており、非製造業の減少が全体を押し下げる見通しである。ただし、民需(船舶・電力を除く)の見通しは10月から12月までそれぞれ前月比▲1.2%となった場合でも達成可能だ。また、10月から12月までそれぞれ前月比▲0.1%で推移した場合でも、10-12月期は前期比で増加となり、達成のハードルは高くないだろう。このため、大和総研では、10-12月期の機械受注は3四半期連続の増加になるとみている。

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