サマリー
◆2013年8月の完全失業率(季節調整値)は4.1%となり、前月から0.3%pt悪化した。失業者数は前月から21万人の増加、非労働力人口は同15万人の減少となった。就業者数は前月から3万人減少した。ただし、雇用者数が前月から7万人増加していることを考慮すると、就業者数の減少は「自営業主・家族従業者」の減少が要因である。8月の有効求人倍率(季節調整値)は0.95倍となり前月から0.01pt上昇した。内訳を見ると、有効求職者数は3ヶ月連続で前月から減少、有効求人数は11ヶ月連続の増加となった。
◆就業者数(季節調整値)は、前月差▲3万人と2ヶ月ぶりの減少となった。内訳を見ると、「卸売業、小売業」では前月差+33万人と7月(同+14万人)に続き大幅な増加となった。「建設業」では、前月差+9万人と5ヶ月ぶりに増加した。一方、「製造業」での就業者数は前月差▲14万人となった。「医療、福祉」では、前月差▲13万人と4ヶ月ぶりの減少となった
◆先行きについて、就業者数は増加する見込みである。製造業については、足下で上向いている生産の影響を受け、就業者数が増加すると予想している。また、高齢者の増加に伴い、労働需要の高まっている「医療、福祉」についても、就業者数の増加が見込まれる。
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