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12月雇用統計

底堅い動きを継続

2013年02月01日

経済調査部 エコノミスト 久後 翔太郎

サマリー

◆2012年12月の完全失業率(季節調整値)は4.2%となり、前月から0.1%pt悪化した。就業者数の減少に加え、失業者数が増加していることを考慮すると内容は良くない。12月の有効求人倍率(季節調整値)は0.82倍となり前月から0.02pt改善した。雇用関連統計を単月でみると、就業者数の減少と失業者数の増加から、内容は良くなかったと考える。しかし、均してみると、失業率は横ばいで推移しており、底堅い動きが継続していると考えられる。また、新規求人数、有効求人数ともに前月に引き続き増加していることから、明るい兆しを期待させる内容であった。


◆労働力調査によると、就業者数(季節調整値)は、前月差▲35万人と2ヶ月連続の減少となった。業種別に見ると、製造業および建設業での減少が目立つ。製造業の就業者数は前月差▲27万人、建設業は同▲30万人と、ともに2ヶ月連続で減少した。


◆中国、米国を中心とする海外景気の回復に伴い、輸出の増加が見込まれることから、生産の回復が期待される。生産が回復してくれば、製造業での雇用調整圧力は減少し、雇用環境は徐々に改善していくと見込まれる。

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